2024.10.2㈬ 安田
『コオリ』安曇野versionも終わりました。
東京、ムリウイでのコオリと、
長野、古久庄の蔵でのコオリは、
同じ土台、構成とか設定とか世界観とか物語でありながら
違う踊りとして現れることになったな、と思います。
ここでやったからこうなった、そこでやったからこうなった、
っていう、場との関係から生まれたものがどちらの会場にもすごくあって。
なんなら両方観ていただきたかったかもw
ひとつの出し物をツアーした、
という感じではなかった。
これは私にとって大きな収穫でした。
さてさて、安曇野version、色々とハプニングがありまして。
公演の数日前、照明のキムジーが別の仕事中に大怪我を。
松葉杖で歩くのがやっとの状態。
急遽、心太が代理を務めることに。
仕込みから本番のオペ、バラシまでを、キムジーの指示をあおぎつつ見事やり遂げました。
乗り打ちで時間もなく、仕込んで明かり作ったらもう開場時間。
リハ無しぶっつけです。よくぞやった。
前夜、稽古動画を見ながらずっとシミュレーションしていた心太。
ありがとう。たいしたもんだ。
もう一つ、情報に載せてた池田町の町営バスが日曜日運休だった。ガーーーン!
大慌てでSNS等で訂正情報を流し、駅からのお迎え便をつくる。
つくる、って簡単に言うけどあんた。
元々出演者2名+照明キムジー、手伝い心太の少人数で仕込みの全てを回す予定だったのが
マイナスキムジー。一番ベテランのキムジー抜き。
大ピンチですよ。そこに車のお迎えまで無理無理無理。
ここで力強い助っ人登場。劇団野らぼうのアミさん。
舞台と照明の仕込みを掛け持ちで助けて下さり、駅からのお迎え運転手まで引き受けて下さり、
八面六臂の大活躍。
アミさんいなかったら幕開いてなかったよーーーー。
ほんとに大感謝です。ありがとうございました。
あっという間に終わってしまった。嵐のようでした。
温泉にも入らず帰ってきたし。
みんなおつかれさまでした。ありがとう。
コオリの場を共にして下さったお客様、ありがとうございました。
また次があります。
お誘いいただいた企画で2,30分程のソロをやります。新作です。
12月頭。とろいので後2か月でほんとに作れるのか非常に心もとないですが頑張ります。
詳細は、情報欄にて。
2024.9.1㈰ 安田
9月になっちゃいました。なんともあっという間。
で、細井太君と加藤崇之さんの即興デュオまで一週間を切っていた!
遅ればせながら『出演、その他情報』欄に詳細掲載しました。
どうぞよろしくお願いします。
↑ちょっと見づらいですかね。クリックするともう少しよく見えます。
細井手作りの、チラシ、というか宣材、というのか……彼らしくてよいです。
私(安田)の方も、今月末、29日に踊ります。
3月に都内ムリウイでやった『コオリ』を
長野県北安曇郡の「古久庄の蔵」というところで再び。
蔵です。見事な蔵。とても大きい。
元々は酒蔵だったそう。
そのあと銀行(!)に。
それも撤退してフリースペースとなったようです。
初演のムリウイと比べると、アクティングエリアだけで3倍はある。
そもそもムリウイの空間にあわせてつくった作品なので、
古久庄の蔵にあわせた改造稽古中です。
初演コオリは、自分に苦行を課す、ということで始めて
苦手なことをいくつも組み込む、という踊り方をしました。
そうした稽古の中で出来上がっていった「コオリ」という物語なんですが
半年経って再び向き合って、踊りのテクニックの枷を嵌めることよりも、
コオリ、という物語により深く付き合いたいなあ、そう思って稽古しています。
2024.7.22(火) 心太
『ポポチャ』、終演いたしました。
ご来場いただいたお客様、ありがとうございました!
当日に至るまでも、もちろん当日もいっぱい助けていただいて、実現できたことだなあ…と思います。本当にありがとうございました。
泉さんとは、これまでの2回とは違うかたちで当日をむかえられてとても心強かったです。
全方向にたくさん課題はありますが
いろんなこと、具体的に、いっこずつでも
がんばっていくぞ~。
2024.5.5(日) 心太
季節のうつりかわりに驚きます。
さわやかな新緑の時は本当に気持ちがいいです。
今度、
7月6日(日)に、ひとりで踊ります。
音楽は、泉邦宏さんです。
たにし長者、
なまこにょぼう、
と、以前ひとりで踊った時に音を担ってもらいました。
今回もぜひお願いしたいと相談して、引き受けていただきました。
う、嬉しい…!!
がんばるぞ~。
ホームページ内、「出演、その他情報」欄に詳細をのせました。
ご参照ください。
2024.4.4㈭ 安田
写真館に『コオリ』の舞台写真を載せましたが、
その一週間前にあった、細井太×加藤崇之即興セッションの写真がない。
カメラマンさんは来てたんですけどね。
細井の意向なのかどうなのかまで知りませんが。
で、撤収と打ち上げのスナップしかない訳ですが、よろしければご査収ください。
このデュオ、
次回のセッションも決まっているんですよ。
2024/9/7㈯、一回目と同じく千歳烏山TUBOにて。
19:00開場、19:30開演です。
是非、ご覧ください。
細井氏、舞台美術まで作ってました。
春らしい。
色がかわいい。
布製です。
彼は染め物が得意なのです。
座長(安田)に「やれ」と言われてやるんじゃなく、
自分で場を持っていくことは大切だと思います。
ええとね?
まだ詳細決まってないんですけど、
心太(加藤知子です。ところてんと読みます)も企画進行中とのこと。
私も・・・どうかな?たぶんなんかあります。
ささらほうさらは、そんなこんなの後を予定しております。
どうぞ、お楽しみに。これからもよろしくお願いします。
2024.3.19㈫ 安田
「コオリ」終了しました。
今回は終演後に時間の余裕があり、お客様に感想を聞かせていただいたりも出来ました。
感想は人それぞれで、聞いてるのが楽しいです。
それで、誰のお話を聞いても、
「あ、そう!そうなんです」
って答えてしまう。
それは適当に話を合わせてる、って意味じゃないですよ。
作品作る時に、色んなモチーフやイメージから、「踊る物語」みたいのが生まれます。
お客様の感想には、その断片が入っていて、
でも全部ではなくて、
受け取った断片がみんな違う。
それがすごく面白くて。
そうなんです、そうなんです、って。
やれてよかったな、と思う。
2023.12.30 安田
思い切り年の瀬です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
灼熱の「ろまんす・全」からはや半年。
いろんなことを考えたり、虚無になったりしながら、稽古は続ける日々でした。
あー、1人で踊ってみよう、という気持ちが湧きました。
馬鹿の考え休むに似たり、ですからね。
踊ったほうが早いかなって。
音も踊りも1人ずつ、というのは、やってみたかったんだよね。
あ、やったことあるな。
10年位前だけど。
私、およそ10年間隔で1人で踊ってみたくなるっぽい。少なっ。
音楽と踊り1対1的な出し物って、即興セッション的なイメージ持たれるんだよね。
でも、私も熊ちゃんも造り込みタイプなので、即興の線はありません。
少なくとも完全フリーとかはやんない。
タイトル「コオリ」はなんかすぐ出てきた。
寒かったからじゃ?って言わないでください。
タイトルと別にユニット名というかイベント名というか、要るかなあと
名前に動物(熊と狸)が入ってるのでその線でいくつかかんがえたけど、
どうしてもまんが日本昔話とか平成狸合戦ぽんぽこ的なノリになってしまうので却下しました。
今回は、モフは無しだぜ。
2023.7/2(日) 心太
こんにちは。
加藤こと、海藻の煮凝りです。こと心太です。
7月になりました。
チラシもできて、お客様に送ったり折り込みをしたり。
といっても、「こちらで折込みますので郵送して下さい」というケースが続き、まだ自力で折込みには行ってないのですよ。(大口は代行業者を利用)
指定の日時に行かれない場合は、本当に助かりまして…ありがとうございます。「人手不足なので今回はお断りしています」というところもあって、ああそれは本当にそうだよなあ。と思う。折込みするあたりってもう全員とても忙しい時だもん。作業を先方でしてもらうにしても、行って折込みするにしても、ありがたいことだなあと思います。
折込みさせてもらうところを6月くらいから探しているけど、少ない気がします。公演自体が少ないのかよくわからない。あとウェブサイトでの宣伝が増えたんでしょうね。紙のチラシ作らないところ多いのかなあ。
しかし
紙のチラシって、すごく好き!!
やっぱり手にとって見られるのがいいな~。
2023.6/5(月) 心太
こんにちは。
心太こと加藤です。こと心太です。
は?誰?なに?
いえ、日常使いと別の名前があるっていいなあ、と思ってまして。安田さんなんて、「ちょっと化けてる」感じが、らしい!というか。気がついた時にゃ、膝叩きましたよ。
まあ加藤知子てのだって、そう呼ばれているからそんな気がしてるけど、実際わたしと加藤知子がどれだけ関係あるのかって問い詰められたら、わかんないすね。そもそもそんなこと聞かれないけど。
心太です。
それはさておき、
ささらほうさら新作公演決定~!!
いえ~い!!!
踊り手は4人です。
もうみんな10年位のお付き合いなのですよ。信頼できる人人と同じ方を向いて一緒に何かできるって(何か…って。公演だよ公演!)なんてすばらしいの。と本当に思います。ありがとうございます。
そして今回、音楽は大福による生演奏です!!
うわ~い!!
ドキドキ。楽しみ過ぎます。
稽古もはじまっております。
公演に向けてのいろいろ、書いていけたらいいなと思います。
2023.5/21㈰ 安田
「写真館」に前劇場作品「なしで、」のアルバムを作りました。
いや、実はデータをどこに保存したのかわからなくなって、今まで載せられなかったという…
2019の暮れでした。
あの後すぐ、世の中は新型コロナウイルスに巻き込まれていったんだよな…
「なしで、」は加藤、じゃなかった今回「心太」という四股名がついた、まあ加藤だけど。と2人で踊りました。
その前のわりとスペクタクルな感じの「Treasure Island」とはだいぶ趣が違ったものではありました。
魔術と昆虫が大好きな子と、UFOとUMAが大好きな子、2人の小2男子がひみつきちの裂け目に吸い込まれ覗いた世界は。
けっこう絶望的な物語を思い描いて作りました。
それでも2人はあるがままに生きていくという。
まあ、わりと自分の脳内まんまで作っちゃったので
「…えぇ………」
的な反応も頂きましたが。カタルシスもなんもないしね。
個人的には、好きな作品です。
そういえば、「有」もアルバムないんだよ。
写真が残ってないのさ。
動画はあるんだけど。そっから静止画おこそうかなとは思ってます。
2人きりで踊ってるのは、「有」と「なしで、」だけなので。
地味だけど、これが私らの芯だと思うし。
さあてえ。
今回はほうさらず4人だよ!
このホームページに、今回の「ろまんす・全」のPVを載せたいんだけども
やり方がわからん。
2023.5.15㈪ 安田
お久しぶりです。
いっつもお久しぶりだけどね。前の日記、去年の頭じゃん。
で、久しぶりに公演やります。
演奏も大福のライブです。うわあい。
春先は、公演に向けてPV作ったり、チラシ撮影したりしてました。
PVは音楽以外は全部踊り手だけでやりました。手作り感満載です。
こちら、徐々にアップしていきたいと思います。
←撮影用衣装あわせにて調子にのっている三匹
2022.1.18㈫ 安田
秘演会「ロマンス1.5 ~よるをはしるもの~」無事終了致しました。
寒い中ご観覧下さったお客様、ありがとうございました。風邪などひかれませんでしたか?
上演方法がだいぶグレーなうえ、コロナも相変わらずといった中で
非常にささやかにやろうと思ってた訳です。
当初はお客様は多くて十数人程度で、と自分は思ってました。
が、やむを得ない中止を経て、新たに稽古を重ね、くっそ寒い真冬の外で踊る。
そこまですんのに、見てもらいたい!と、メンバーもお友達に宣伝してくれたりして、
参加者は結局30数名になりました。
30数名てそんな多くないじゃん。そう思われますよね?
でも、集合場所から現場に、案内係の加藤に連れられて
なんのツアー御一行様かという集団がゾロゾロゾロ~、と現れた時はおしっこちびるかと思いましたよ。
いや、アクセスもそんなに便利じゃないし、迷ったりしていっぺんには揃わないだろう、何度もピストンになるだろう、と思ってたんだもん。
皆様、大変きちんとした大人の方々でした。すみません。
日没にあわせて開始、と思ったらなかなか暗くならないしさ。
座るとこもない寒いところでお待たせして、本当に申し訳ありませんでした。(下へ続きます)
↑謎の写真。ひかるものたち。
お客様の点呼をとったスタッフの須崎さんは、いつも我々の写真を撮ってくださる方です。
あの日も、本番を撮影し始めました。
が。
撮り始めてすぐにカメラの調子がおかしくなり、
冒頭数枚と上の謎写真を最後にうんともすんともいわなくなったと。
しかし、終演後には何事もなかったかのように元に戻り、帰り道のスナップはふつうに撮影出来たのです。
やっぱりこれはタヌキの森のひみつの出来事だ、ってことなんですかねえ。
動画も撮らなかったし、あそこに来てくださった皆様だけが目撃したまぼろしの出来事。
・・・・でも、わずかに残った証拠写真、写真館のページに載せちゃいますね。
(そんなことしたら何か起こるかな)
2022.1.5㈬ 安田
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今夜は、ささらほうさら稽古初め。楽しみ。
9月に中止になった秘演会の仕切り直し会を今月16日に予定してます。
あの時はコロナ第5波真っ只中でした。
そしてまたもや。
増えてきてるきてるきてるきてるきてる。
まじで引きが強いささらほうさら。
てゆうか時流が読めてないというか。
無事、上演したい。と強く思いますが、
もしももしも、感染が爆発的に増えたり、
身近で体調崩す人がいたら、
迷いなくまた中止すると思います。
命やすこやかに暮らすことより大切なものなんか無いよ。
私は、踊りが好き。辞めるとか考えたこと無い。
けど、踊りを強行するために命や健康を犠牲にするのはごめんだ。
体があるから踊れるんだからね。
関わってくれる人も見に来てくれる人もそう。
生きてりゃ、また踊れるし。
それが私なりの、踊りへの敬意、大切にしかた。
踊り続けてきて、無茶いっぱいしたしさせたし、それで失ったものもある。
だから。
これがささらほうさらのやり方。
でも、極力気をつけて、やる気まんまんで、今日からがっつり稽古だぜ。
そうねー、もし今回も万一中止になっちゃったら、
もう秘演会じゃなくて
次は本公演にするわ!!おもいきし。
2021.10.27㈬ 安田
お久しぶりの日記です~
前回がほぼ2年前。
果てしなくズボラである。
9月に秘演会というものを催す予定でした。
「ロマンス1.5 ~よるをはしるもの~」というタイトルで。
今、やりたいと思ってる作品の足掛かりとしてチャレンジするつもりでした。
なので、若干シークレットな催しにしようってことで。
ところが設定した日取はコロナ第5波の真っ只中。
かなり気をつけていたんですけれど、前夜に関係者が発熱。
感染してるかどうかはその段階ではわからなかったけど、もしも、があってはならないと中止にしました。
最善の選択をしたと思ってるけど、それはそれとして物凄く落胆はしたのだ。メンバーも。
落胆して、ずっとふて寝をしていたかったけど、そうもいかなかった。
珍しく、よその踊り手さんからお声がかかって、暮れに舞台に出ることになってたから。
それが「三つ巴」。
川本裕子、我妻恵美子。
たぶんこの2人でなかったらオファー受けてなかった。
その踊りが、とっても好きだから。昔昔から。
一緒に踊る機会なんて想像したこともなかったけど。川本さんのおかげです。
踊りの稽古をしていても、制作的なことを話していても、
随分スタンスが違うなあと感じて、戸惑う。
それでもなあ、稽古場で彼女らの踊りを見ていると嬉しくなってしまうんだよ。
だから。
秘演会も仕切り直しの日取りきまったし。
年末年始はフル稼働。
焼肉食いたい。
12月16日(月) 加藤
ささらほうさら公演『なしで、』12/10、11と無事終演いたしました。
関わっていただいたスタッフさん、力を貸していただいた皆様、
今回もお世話になりましたプロト•シアター様、
そして
ご来場いただきましたお客様、本当に…
ありがとうございました!!!
12月8日(日) 加藤
とうとう明日は劇場入りとなりました。
え〜っ!
←小屋入り前夜の安田さんと加藤
今日は昼間、劇場入り前の最後の稽古。
最近、稽古前に「保命酒」というものを飲んでいます。養命酒みたいなもので、今回チラシの写真撮影と舞台装置を担っている笹野さんからのいただきもの。1回に飲む量はせいぜいキャップ1杯位なんですが、ですが…なんか日に日に量増やしちゃって。「なんか多くない?」「多いっすね」とか言って。
稽古を終えて、夕方に飯。
カレー食べました。なんだか予想外に辛くて頭皮や鼻から汁も出ましたが美味しかった。カレーはね!元気でますよね。
夜、舞監さんに明日劇場に運ぶ荷物を積みに来てもらいました。昨年の公演Treasure Islandでもついてもらった原田さん。心強いです。
さあ、明日はプロト•シアター!
本当にたくさんの方に見ていただけたらいいなあ!と思います。
平日ではございますが、どうぞどうぞ皆皆様。
10日(火)、11日(水)「なしで、」にぜひお越し下さい。
2019.12.7㈯ 安田
この写真もチラシ撮影のときのもの。(稽古風景とか全然撮っていないもので・・)
明後日は小屋入り。はええ。この写真撮ったのは9月・・・。
さて、今回の作品とは関係のない話なんですが、書いておきたかったので。
タケバにいさんという知人がおりました。知人、と言いましても直に会って話したことは1回くらい。
話をしていたのはtwitterでした。しょうもない毒吐きや鬱イートばっかりしてるのに、なんでかタケバにいさんは面白がってちょいちょい絡んできてくれました。
そうして、舞台を見に来てくれたり、チラシまきに協力してくれたり。
昨年の公演「treasure island」も観に来てくださって、とても喜んでくれていた。踊りのことも、バッキーと米倉さんの音楽も、すっごく喜んでくれてた。(これも、直接お会い出来なかったのでtwitterとfbで。)
その後位から、twitterのTLに現れなくなった。
身体の具合が良くないことはなんとなく知っていたので、不安に感じたのだが、特に連絡をとろうとはしなかった。
そうして1年経ってしまった。
ある日TLに、タケバにいさんの一周忌イベントの告知が流れてきた。(にいさんはギタリストでした)
亡くなられたのは、公演観に来てくれてから一カ月も経たない頃。
しんどい身体で、うちらの踊り、観に来てくれてたんだ。
ありがとう。ほんとにありがとう。
喜んでもらえてほんとによかった。冥土の土産のひとつくらいにはなったのかしら。
今年も観てもらいたかったな。あの世に届かせるくらいのキアイで踊ろう。
にいさん、今年のも、イイですぜ。
2019.11.7㈭ 安田
写真は、チラシ撮影のときのもの。
その場で色々遊んでました。
今日は、チラシや公演情報に載せてある、障害者割引について書きます。
前回のTreasure Islandから始めました。
きっかけは、加藤が普段障害のある方の介助の仕事をしてたこと。それで私も、興味ありませんか?と誘われ、月にほんの2,3回ですが休日を利用して介助をするようになりました。
障害があろうがなかろうが、誰にだって趣味だとか大好きなこと、打ち込んでいることがあります。ライブに行くのが大好きな人、演劇を観るのが大好きな人もいます。
介助を必要とする方の場合、そうした場所に行く時自分以外に介助の人の分のチケット代や交通費を払わなければならない、ということを知りました。行きたいライブや舞台のために二人分かかるんですよ。これはいたい!
おっかけなんかしてた日にゃあ大変ですよ。
美術館や博物館などは介助の人無料とかあるし、たしか映画館も割引があったと思う(すみませんちょっとうろ覚えで書いてますがたしかあった)。
それでは!ということで介助の方の分無料でやってみよう、と。前回やらせていただいた絵空箱さんはドリンク制なので、ドリンク代だけは負担していただいたのですが。
で、告知に障害者割引有り、と明記したところ、こんな問合せをいただきました。
「障害ありますが、介助なしで一人で行けます。割引はありますか?」
おおっ。そ、そうか。そうよね、そういう人もいるわね。ささら会議。
そういう障害の方、しかも表から見てもわからない、という知人が私にもいて、しかしそのために就労で苦労してたりするのを見ていたので、よし、こちらもお安くしましょう、と提案。
で、お一人で来れる方は若干ではありますが料金を割り引かせていただくことにしました。表からそれとわかりづらい障害の方もいらっしゃるので、手帳をご持参下さいということに。
手さぐりでやってみましたが、喜んでいただけたようなので、今回も同じようにやってみよう、ということになりました。
ご遠慮なく、お問合せください。
2019.10.21(月) 安田
日記更新しようとしたら、ページの容量いっぱいになっちゃってたらしく、「書きたいなら新しいページをつけくわえよ」とのことで、
日記(BLOG)2なるページを増設しました。
次の公演「なしで、」に向けて動き出し、ホームページの更新を始めたわけですが。
昨年の「Treasure Island」のあと、なんかほんとに虚脱状態になっており、一年以上ホームページほったらかしというていたらく。
今見てみると、情報ページ、スタッフ紹介などもきちんとされてなく、だいぶいっぱいいっぱいだったんだなあ、と思います。
うちにしては珍しく、大きな道具を作ったり、既存の物語ベースで踊りをつくるとか、都内の小屋の公演でで生演奏入ってもらうのも初めてやったし、私だいぶてんぱってはいたみたい・・・。
終わると同時に、ばちんと電源落ちてしまった。
でも、「Treasure Island」、好きな作品です。もっとやりたいくらい。・・・ロマンスの時もそう言ってましたね・・・。
なにかのきっかけで、いつかまたそんなこともあるかもしれない。でも、今は、気持ちが「なしで、」に向かっています。
チラシも出来ました。なんだか無駄にさわやかな前回のチラシと、
今回のチラシはだいぶ印象のちがうものに。
たぶん、作品の雰囲気もちがう。
久方ぶりの加藤とふたりきりだし。
でも、「有」ともちがう。
お互いからあふれる好奇心を、たった二人でどう舞台にあげて行くのか。身体が各自みっつくらいあればなあとか言ったりもした。
じゃあなぜもっとおおぜいの舞台にしなかったのか。でも、二人で、それをやりたかった。
無い知恵絞って、身体フル回転で、またもや冒険です。
Treasure Island のせいで冒険中毒にでもなったんだろうか。
今回乗り出す世界は、宝の島とは全く違うところなんだけどね。